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한걸음기자단 History

史上初! 南北統一チームを描いた「ハナ 奇跡の46日間」

映画「ハナ 奇跡の46日間」は、1991年に日本で開催された世界卓球選手権大会で韓国と北朝鮮が統一チームを結成し、女子団体戦で見事に優勝を果たした出来事を描いた映画です。

主演のハ・ジウォンとペ・ドゥナは国家代表選手からじきじきに特訓を受けたそうですが、試合のシーンはまるで本物の競技のようで本当に素晴らしかったです! 映画ではなくドキュメンタリーを見ているような感じを受けました。

 

韓国選手と北朝鮮選手のラブストーリーなど映画的な脚色もありましたが、女子団体戦で8連覇を遂げるほどの強豪中国を破り、涙の金メダルを手に入れた実話です。


▲映画「ハナ 奇跡の46日間」(2012年)


当時の様子について調べてみたら、南北統一チームが優勝した時は「アリラン」が歌われたことが分かりました。そして、観客席では在日同胞の応援団が「私たちの願いは統一」を合唱していました。


映画が封切られた2012年当時、「こんなことがあったなんて全然知らなかった」という反応が多かったそうです。映画の最後にも出てくるように、大会後、南北の選手は一度も再会を果たすことなく、歳月は「私たちの願いは統一」という歌さえも過去のものにしてしまいました。


ところで、この時の南北統一チーム結成の裏には、当時の国際卓球連盟会長、荻村伊智朗(おぎむら いちろう)氏の尽力もあったそうです。この方、卓球の世界では超有名人で、世界選手権で通算15回の優勝を果たしているほか、1970年に日本で開催された世界卓球選手権大会に中国が6年ぶりに参加し、米中国交回復のきっかけとなった、いわゆる「ピンポン外交」の立役者だそうです。


残念ながら、南北統一チームは韓国・北朝鮮の統一にはつながりませんでしたが、このような試みを通じて少しずつ統一へと近づいていけばと思います。

 





*本文書の中で示された内容や意見はハンゴルム記者団の個人的見解であり、

   大韓民国歴史博物館の公式見解を示すものではありません。